問診表を書いているところ

インターネットの発達で、自分でいろいろな情報を仕入れることができる時代です。

歯科の保険診療について知りたくて、このホームページを見ている人も多いのではないでしょうか。

自費は経済的余裕がある人しか受けられません。

それに対して、保険診療はお金のある無しに関わらず万人が治療を受けられる、とても有難い存在

いろいろな歯科のホームページを見ていると、マイクロスコープやインプラントなどの自費治療の優位性をうたっている歯科医院が多いですが、

そもそも世の中それほど経済的にゆとりがある人ばかりではありませんし、患者さん全てにそれほど大掛かりな治療が必要ではありません

実際に来院している方々と話していますと、

歯医者を探している方の半数以上は、「自費のものすごい治療ではなくて、普通の保険診療をしてほしいのでは」と思えます。

保険は2年に1回改定され、最近は「ファイバーポスト」「CADCAM冠」「高強度硬質レジンブリッジ」などの一昔前は自費でしか出来なかった治療法が保険導入されました。

また、「ラバーダム」は保険から外されたと掲載しているサイトもあるようですが、そんなことはありません。

点数が初診料・再診料などの基本診療料に含まれるようになっただけで、「ラバーダム」は保険診療でおこなえます。

セラミックやインプラントなどの特殊な治療法を望む人は別ですが、一般的にはまずは保険診療で良いのではないでしょうか。