大変申し訳ございませんが、予約が混みあっておりキャンセル空きがない限り、平日は1~2週間先、土曜は2~3週間先のご案内 になることが多いです。
TEL 027-322-5263
ネット予約はこちら
※問診表の記入・保険証の確認手続きがありますので、新患の方は予約時間10分前のご来院をお願いしております。10分前に到着できず、遅れてしまった場合は診療を受けられないことがございますので、余裕をもって早めにお越しください。
※最終予約は5:30となります。
こんにちは。内田デンタル院長の内田です。
歯医者によっては同時に何人も患者さんを並べて八艘飛びのように先生が飛び回っているところもあり、そのような歯医者のほとんどは、新患なら予約無しで行っても診てもらえます。
ただ、同時に何人も並べて診療しているところは、先生は短時間の処置しかせず、治療の大部分はスタッフに任せることが多いです。
もちろんスタッフで大丈夫な処置もあります。
しかし、歯医者の先生でないと出来ない歯を残すために本当に必要な処置は、患者さんを詰め込むタイプの医院では省いていることがほとんど。
「痛みがおさまればそれで良し」と対症療法に終始した結果、その場しのぎの治療の繰り返しとなり、手抜き治療の代償として10年~20年後に歯が無くなります。
“予約をとられた方を診療” することに変更
「これは、おかしいことではないだろうか…」
そう思い、 平成29年より “予約をとられた方を診療” することに変更し、「自分の歯を大事にしたい」「歯をきちんと治してほしい」「先生が丁寧に診て欲しい」といった方々を中心に診ることにしました。
人間の歯は28本。親知らずをいれても32本しかありません。
大事な歯を守るためには、しっかりと診療時間を確保することが必要。
当日に空き時間があったらその日に診療できますが、その日が予約でいっぱいの場合は翌日以降の診療になります。
ご予約が無い場合の対応はしておりませんので、必ずお電話もしくはネットで予約を取ってからご来院ください。
なお、問診表の記入・保険証の確認手続きがありますので、新患の方は予約時間10分前のご来院をお願いしております。
10分前に到着できず、遅れてしまった場合は診療を受けられないことがございますので、余裕をもって早めにお越しください。
現在、予約が混みあっておりキャンセル空きがない限り、平日は1~2週間先、土曜は2~3週間先のご案内 になることも、あらかじめご承知くださいませ。
新型コロナウイルス(Covid-19)の感染予防
令和5年5月8日に新型コロナは5類移行しましたが、安心するには時期尚早。
同一時間帯の並行診療を避け、患者さんが診療室や待合室で3密の状態とならないように配慮しております。
新型コロナウイルス(Covid-19)への感染予防対策として、歯を削る機械は患者さん一人一人ごとに交換消毒、治療に用いた金属製品はオートクレーブという方法ですべてのウイルスを死滅させ、可能なものはディスポーザブル化し、
定期的な換気、診療台や待合室ソファー、手すりやドアノブのアルコール消毒をしています。
感染対策はしっかりおこなっていますので、皆様、安心して歯医者にいらしてください。
なお、新型コロナの院内感染を防止するため、新型コロナに感染した場合は5日間経過後の受診をお願いしております。
また、院長が新型コロナに感染した場合は、皆様の安全のために急遽5日間程度の臨時休診となり、
職員に新型コロナ感染が生じた場合は、人員不足で皆様方に予約の変更やキャンセルをお願いするかもしれないことも併せてご了承ください。
コロナのしっかりした知識をもって正しく恐れながら生活していく。そんな気持ちが必要ではないでしょうか。
説明を受けて、内容がわかったうえで治療に入れば大丈夫。ちゃんと、歯の治療が出来ます。
話は変わりますが、
あなたは、知らない場所に行ったり、知らない人と会うとき、普段より身構えてしまいませんか?
逆に、自分の家にいたり、昔からの友人といるとリラックスして気持ちが落ち着きませんか?
人間は自分の知らないことに対して警戒心を抱き、理解していることや知っていることに囲まれていると安心するからです。
わたしがとくに重視しているのが、この ”安心感を持っていただく” ということ。
そのためにとくに大切なのが、あなたへの説明。
デジカメで写真をとり、あなたのお口の状態を明確にお伝えし相互理解が通じてから治療を開始します。
説明を受けて、内容がわかったうえで治療に入れば大丈夫。
ちゃんと、歯の治療が出来ます。
ちなみに、このホームページもあなたに安心してご来院いただくためにつくりました。
高崎市近辺にお住まいで歯にお困りでしたら、お気軽にご相談にいらしてください。
手間やコストがかかっても、歯を残すために必要な処置は省きません
歯は一生使うもの。日本の平均寿命は80歳にとどいていますので、20歳で治療した歯はあと60年も使わなければなりません。
一般開業医は、手間やコストがかかることを行わなくなりがちですが、わたしは歯を残すために必要な処置は省きません。
信念をもって診療しています。
保険・自費にかかわらず、しなくてはいけないことがあります
わたしがまず第一にお伝えしたいのが「ラバーダム防湿」
あなたは「根管治療」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんね。
歯を残すにはとても大切な治療なのですが、日本の保険システムではこの治療の診療報酬がとても低く設定されていて、なかなか満足な内容の治療をしている歯科医が少ないのです。
歯を残すために、ほぼすべての根管治療に「ラバーダム防湿」
「ラバーダム防湿」は根管治療の基礎といえる処置で、歯を残すには必須なのですが、2011年の調査だと日本でラバーダム防湿を日常的におこなっている一般歯科医師は5.4%ほど。
高崎近辺でも、20軒の歯医者があったら1軒ほどしかしていないと思います。
ただ、診療報酬の低さを理由にラバーダムをしないで根管治療をすると、唾液中の細菌が根管に侵入し、根管の感染がおきます。
わたしは、実際に “根管への唾液侵入による感染” というトラブルを何例か経験し、一念発起し日常的にラバーダム防湿をおこなうことにしました。
2022年現在、ほぼすべての根管治療に「ラバーダム防湿」をおこなっています。
あなたが避けたいことのひとつに 「抜歯」 があるでしょう。
根管治療はきちんと治療しようとすると手間がかかります。ラバーダムをすると消耗品コストは生じますし、装着にかける時間も必要です。でも… しっかりした根管治療をすれば、「抜歯の可能性」が減ります。
誰だって、自分の歯を失うのはイヤですよね。歯を残すことを大切に考えれば、やっぱりラバーダムをしないとです。
⇒ ラバーダム防湿のページへ
根管治療はすべて保険診療でおこなっています
また、わたしはすべての根管治療を保険診療でおこなっています。
世の中には「自費診療で根管治療をしている」歯医者も多くあり、インターネットで「自費 根管治療」と検索するとさまざまなホームページが出てきます。
自費での1本の歯の根管治療費は7万円~15万円ぐらいでしょうか。
そんなサイトによく載っているのが、「保険では納得のいく治療を患者さんにすることは出来ません。ですので、自費の根管治療をおすすめします」というメッセージ。
こういうのがホームページに書いてあるとカッコいいです。
でもそれは、お金のある人に向けたメッセージ。
当たり前のことですが、虫歯になる人全員がお金持ちではありません。
「そんなことはない、どんな人だって真剣に歯を治したい場合は通院してきている」
もしかしたら、そういう反論があるかもしれませんが、どう考えても生活キツキツの人が気軽に支払える料金ではありません。
虫歯はありふれた病気で、どんな方でもなります。
年金暮らしの近所のおばあちゃんが歯が痛くなって、初めて来院したときに
「大丈夫ですか。しっかり治しましょうね」ではなく、
「この歯に根管治療をするには10万円必用ですが、どうしますか?」となってしまいます。
そんな会話はしたくないです。
「痛い・腫れた」を治すのは万人に平等であるべきと思っていますので、わたしは自費の根管治療をしていません。
保険が効かないと患者さんの金銭的負担が大きくなり、金額について頻繁に患者さんと話し合わないといけない状態、
患者さんが治療費が払えなくなり診療をストップせざるを得ない状態、
などが予想されます。
「保険医が根管治療を自費診療にして、高額な費用をいただく」のは、(現在の日本の健康保険制度では)「トラブルのもと」と、わたしは思います。
ですので、当院の根管治療はすべて保険診療です。
根管治療は最近インターネットの記事や雑誌に取りあげられることが多い分野。
セカンドオピニオンも受付けていますので気になることがあったらご相談にいらしてください。
⇒ 根管治療の実際例
歯を残すために、保険治療・自費治療にかかわらず 「ファイバーポスト」
次にお伝えしたいのが「ファイバーポスト」
これもやはり、あなたの歯を残すために必須の処置。
今は虫歯・歯周病の原因菌がわかり、定期的なメンテナンスをおこなえば虫歯・歯周病ともにかなりの確率で防げるようになりました。
そこで、問題になってきたのが “歯根破折” 。歯の根にヒビが入り、割れてしまう状態です。
神経をとった歯に起こることが多く、縦に割れた場合、抜歯になることがほとんど。
「なんとか歯根破折を防がないと…」
そんな要望から生まれたのがグラスファイバー製の “ファイバーポスト” です。
ファイバーポストは弾性係数が歯とほぼ同じため、歯根に無理な力がかからず “歯根破折” を防げます。開発された当初は自費でしか扱えなかったのですが、現在は保険でも使用可能になりました。
「ファイバーポストは自費でしか扱っていません」という歯科医院もあるようですが、それはその歯科医院が独自に決めたことで、実際は保険で大丈夫。
前述したラバーダム防湿との相性も良く、わたしは保険治療・自費治療にかかわらず “直接法ファイバーポスト” という方法を用いて、金属の土台をまったく使いません。
⇒ ファイバーポストのページへ
歯を残すためには、適切な歯周病治療が必要。80%の人の歯周病は基本的な治療を繰り返せば治ります
基礎的な研究が進んだ結果、わたしが大学を卒業したころと比べて、歯周病のさまざまなことがわかってきました。
そのなかで、最近よく取り沙汰されているのが “歯周病が進む程度は人によって違う” ということ。
以前は、磨き残しや歯石が多いと一律に歯周病が進むと考えられていたのですが、体質によって、同じ環境でも進行程度が人それぞれに違うことが判明しています。
人種によって若干の差はあるようですが、80%の人は歯周病が進んでも歯周病の基本的な治療(歯周病予防の歯磨きと歯石除去)を繰り返せば治ります。
しかし、遺伝的な要因から10%程度の人は通常おこなわれる歯周病治療をしてもなかなか治りません。
そのような歯周病の治りにくい10%の方々には、歯科医師による踏み込んだ歯周病治療が必要。
具体的には、1時間~1時間半の時間をとって 「フラップ手術(歯周外科)」という処置をおこなうことがあり、しっかり歯磨きしたうえでこの処置をすれば、なかなか治らない歯周病も改善します。
歯周病が過剰に進みやすい人は、35歳を超えると要治療の状態。
高崎市の35歳以上の人は約27万、その中の10%は2万7千人。わたし達が住んでいる地域だけでも相当数の人が歯周病がなかなか治らず困っているわけです。
そのような状況に対して、歯周病の仕組みや、歯周病の原因についてお話ししながら治療をすすめます。
保険・自費にかかわらず、すべての被せものを精密材料で型取り
また、2020年から保険・自費にかかわらず、すべての被せものを、シリコン印象という精密材料で型取りしています。
シリコン印象をすると、模型の精度が上がり、被せものの合い具合が良くなるので、2次虫歯の発生率が下がります。
ときどきインターネットで「保険の被せものは2次虫歯になりやすいので良くない」といった記事を見ますが、あれは寒天アルジネート印象で安易に型取りしたときの話。
シリコン印象で型取りすると、被せものの合い具合は格段によくなります。
保険での白い被せもの(CADCAM冠・高強度硬質レジンブリッジ)
被せものといえば「銀歯」
そんなイメージがあるかもしれませんが、歯科材料の開発がすすみ、2000年代後半からジルコニアやe-Max(二ケイ酸リチウムガラス)などの白い素材が登場しました。
当初は大半が保険外だったのですが、令和の初めあたりから歯科用金属の価格が高騰し保険診療の財源を圧迫、その結果、厚労省が脱金属にシフト。
ハイブリッドレジンブロックを削り出してつくるCADCAM冠やCADCAMインレー、グラスファイバー繊維を使用した高強度硬質レジンブリッジ が、特定の部位なら保険認可されました。
白い材料は、金属系と比べて、削り方、型取り、接着方法が独特で、ある程度素材の特性を理解しないと扱えなく、すべての歯科医院が導入しているわけではありません。
わたしは、 “補綴(ほてつ)歯科学会” という被せもの・ブリッジの学会に入会し、最新知識を学ぶことで対応しています。
高強度硬質レジンブリッジを扱っている歯科医院はとても少ないようで、「このブリッジをしてくれるから」とおっしゃって、伊勢崎や藤岡、榛名など遠方から来院される方もいます。
なお、注意していただきたいのが、保険の被せ物は虫歯や根の病気、冠の破損など、現在入っている歯に不具合がある場合のみ適用できること。
健康保険は「病気を治す」のが目的です。
「病気になっていない歯だけど、見た目を綺麗したい」という要求は、審美目的なので保険の範囲外となってしまいます。(美容整形に保険が効かないのと同じ理由です)
保険診療はお金のある無しに関わらず万人が治療を受けられる、とても有難い存在。
審美治療やインプラントなど特殊な治療法を望む人は別ですが、一般的にはまずは保険診療で良いのではないでしょうか。
セラミックを使った審美治療
「見た目を綺麗にしたい」という治療は、保険の範囲外
保険診療には国(厚生労働省)の決めた制約(材料の種類、治療の順序、治療の方法など)があり、保険の歯を入れると、周囲の歯と色が違う、歯のかたちが不自然、といったことがたびたび起こります。
これは、健康保険は「病気を治す」のが目的で、「見た目を綺麗にしたい」といった審美的な要求は保険の範囲外だから。
そのような、歯の見た目を綺麗にしたい人には、「セラミックを使った自費の歯」があります。
セラミックは1本9万円前後と高額な治療になりますので、施術する側にもそれ相応の研鑽が必要。
わたしは日本補綴歯科学会 という被せものを研究する学会に入り、最新知識を学ぶことでセラミックへ対応し、多くのセラミック治療をおこなっております。
前歯3本にセラミック治療をおこなったケース。根の治療をおこなったこともあって期間は4か月。費用はセラミック3本で264,000円(税抜価格26万円、税金24,000円)です。
前歯2本にセラミックを治療をおこなったケース。期間は1ヶ月半。費用はセラミック2本で176,000円(税抜価格16万円、税金16,000円)です。
⇒ セラミック治療についての詳細はこちらページをご覧ください。
実態どおりに掲載
今はインターネットで、いろいろなことがわかる時代。
「歯医者に行こう」と考えたときも、事前にネットで調べるでしょう。
もしかしたら、あなたが高崎にある歯医者のホームページを見ているのもそういう理由からではないですか?
このホームページは、いらぬトラブルを避けるために、実態とかけ離れていることは掲載していません。
歯医者ごとに、先生の方針、医院の特徴、通院している患者さんの層などが違います。どの歯医者がその人に向いているかは、あなたと医院との相性。
このホームページをみて内田デンタルに行きたいなと感じましたら、どうぞご予約ください。
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まずは不安・心配に配慮しています
世の中の怖いもの、苦手なものの上位にあがるのが「歯医者」
そして、歯医者が苦手な方は小さいころ、場合によっては大人になってからの恐怖体験がある人がほとんど。
「削られるのが怖い…」
「もしかして治療が痛かったら…」
「先生はわたしの言うことを聞いてくれるのだろうか…」
理由はいろいろあると思いますが、まずはそのような不安・心配に配慮するようにしています。
わたしの経験
さて、わたし自身の話しを少しさせてください。
わたしが小学生だった頃は、今と違って子供の虫歯がありふれていた時代。
当然のように、自分も虫歯になって学校の歯科健診でひっかかり歯の治療をする羽目になっていました。
わたしの祖父、父も歯医者でしたので、歯が悪くなったときに、かかる歯医者はやっぱり自分の家の歯医者。
そして、そのような幼少時に歯の治療をした時を思い出すと…
「麻酔が怖い!」
「機械が怖い~」
「痛かったら嫌だ!」
といった感じで、泣きわめいていました。
そう… とても怖かったのです。
横になり上を向いている狭い視界のなか、まぶしいライトに照らされ、身動きとれない状態で自分の口の中に金属製の器具を入れられる…
もしかしたら痛いかも…
そう感じていたのです
わたしは、その後、年齢が進み中高生になるにつれて歯医者が怖くなくなったので良かったのですが、世の中には歯科が苦手な人も多いです。
しかし、残念なことに虫歯・歯周病になってしまうと自然には治りません。
そういうことから考えるとやっぱり、一番大事なのは「怖くなく」
当たり前のことですけどね。
治療技術や設備を語るまえに、まずはそのような不安・心配に配慮することが第一だと思います。
歯医者が苦手な場合、問診表にご記入ください
人間は、相手に自分の状況を知ってもらうだけでも、かなり安心します。
ですので、問診表に「歯科が苦手でしょうか?」という項目を設けました。
歯医者が苦手な方はその欄に「ハイ」とお答えください。
「なんで早く来なかったの!と怒られたらどうしよう。。」と考えてしまう方がいるかもしれませんが、そのようなことはしません。
苦手になったのはいろいろな原因があるかと思います。
問診表には「何か歯科医師に伝えておきたいことはありますか? ある場合は助手が詳しい内容をお伺いします」という項目もあり、そこに「ハイ」とお答えすれば事前にお話しも伺います。
あなたが今まで治療できなかったのは、さまざまな理由があるのです。
ご事情をお話しいただいて大丈夫です。
申し訳ございませんが…
なお、歯医者が苦手な方のなかには「まったく痛くなく治療してください」とおっしゃる方がおりますが、
いろいろなことを工夫して「痛みを少なくすること」は出来ても「まったく痛くなく」はできません。
例えばハグキのチェック(歯周検査)は、プローブという器具を、歯とハグキのあいだに入れて測定します。
歯周病の炎症があると、これは若干痛く感じるかもしれません。
だからといって、検査をしないと病状がわかりませんし、検査無しでは保険診療ができません。
申し訳ございませんが、ときどきはすこし頑張っていただいております。
極度の歯科恐怖症の場合は、専門施設と連携
ちなみに歯医者が苦手な方への診療で、唯一どうにもならない状況があるので、前もってお伝えしておきます。
それは「診療しているときに身体を大きく動かしてしまう」ことです。
恐怖心が原因でしょうが、ものすごい勢いで顔を動かしたり、突然起き上がったり、手で機械を払い除けようとしてしまう場合です。
鋭利な器具を持っている時などはとても危険な状態になりますので、極端なケースは「浜川こどもとおとなサポートセンター さわらび歯科クリニック」と連携しております。
(浜川こどもとおとなサポートセンターは、歯科治療恐怖症などの理由で全身管理が必要な患者さんを専門的に診察する医療機関です)
安心感と信頼感は一体
痛みを感じる程度は個人差が大きく、全く同じ刺激でも感じる強さは人によってまちまち。
そのときの環境や精神状態でも変化し、緊張していると普通以上に痛く感じてしまいます。
口の中は自分では見えません。
見えない場所である口の中に、尖った器具やドリルを入れられるのですから「緊張しないで」と言われても難しいかもですね。
ただ、緊張すればするほど、強い痛みを感じるようになってしまいます。ですので、安心できる状態をつくることが大切。
でも… 歯医者に行って安心するなんて無理なのでは…?
いえいえ、そんなことありません。
その先生を信頼することが出来れば可能。
「多少は怖いけど、この先生に治療してもらうのだから大丈夫」そう思えば安心できます。
つまり、ドクターを信頼しないとです。
そのためには「事前の治療説明」をしっかりおこなってくれる先生であること。
安心感と信頼感は一体です。
わたしは、あなたにお口の状態を明確にお伝えし、相互理解が通じてから治療を開始します。
わたしを信頼していただき、説明を受け内容がわかってから治療に入れば大丈夫です。
例えば…
下の写真は、30年ぶりに歯医者にいらした方です。
50代の方なのですが、歯が無くて恥ずかしいという気持ちと、恐怖心で、なかなか来れなかったとのこと。
当院から片道30分ほどの距離がご自宅なのですが、
「すこし遠いけど、良さそうなので」とおっしゃって来院されました。
何年、何十年と歯医者に行っていない方は、たくさんの虫歯があったり、ハグキも弱っていたりして長期治療が必要なことがあります。
この方は治療終了まで8ヶ月でした。
内田デンタルには、長年歯医者に通って無くてお口の中がとても悪くなってしまった方が、高崎はもとより、周辺の市町村からも通院されています。
そのような皆さんが、口をそろえておっしゃるのが「きちんと治療してくれるので安心」ということ。
「これ以上、歯が悪くなると本当にマズいので、頑張って通院します。しっかり治してください」
「今回は、虫歯を全部治します」
といったふうにおっしゃる方が多く、
わたしは期待に応えられるように診療計画を立案し、相談しながら治療を進めていきます。
ただし… 当院への通院が向いていない方もいます
ただし… そのような治療をするには、ある程度まとまった時間が必要。 治療ごとにかかる時間を逆算し、予約制により綿密な調整をすることで何とか診療時間を生み出します。
そこで困ってしまうのが、予約時間を守れない方。
一時期、グーグルの検索順位が急上昇し、通常の倍の新患の方がいらっしゃったことがあります。患者さんが増えるのは医院経営上好ましいことなのですが、時間にルーズな方々も増えてしまい、対応に苦慮しました。
大幅な遅刻やキャンセル、頻繁な予約変更があったときは事情を伺い “予約時間を守っていただくように” あなたにお話しします。
ですので、確実に来れる時間にご予約をおとりください。
また、キャンセルや予約変更される理由に「急に仕事が入ってしまって」ということがあると思います。
お忙しいというご事情はわかりますが、”頻繁な予約変更” や “無断キャンセル” が多い場合は、仕事の合間や仕事帰りではなく、お仕事が休みの日、もしくは、繁忙期を過ぎた時期でのお約束をお願いしております。
「いったん予約を入れておいて、都合が悪くなった場合は連絡しよう」
それが数回程度なら良いのですが、頻度が多い場合、診療をご遠慮させていただく場合もございますことを、あらかじめご了承ください。
仮歯をつくるので、長期治療の間もお食事できます
虫歯がたくさんあるので治すのに時間がかかるのはしょうがないけど、そのあいだ、食事できないのは困る…、前歯だと見た目もあるし…
もし、あなたがそのように思っているのならば心配しないでください。わたしは、ほとんど全てのケースで仮歯をいれます。
全体的に治す場合、ひとつの歯を単体で治すと、全体のバランスがとれなくなります。
そこで、治療する歯すべてを仮歯にして、全体の咬み合わせを修正していくのです。
仮歯が入っていれば治療中でも食事できますし、見た目の問題も生じません。
また、多くの歯が虫歯になっていたり歯周病でぐらぐらの歯があると、1回や2回の治療では終わらなく、数か月間にわたっての治療が必要です。
治す箇所が多いのですがら、1回の治療時間を長くとらないと行程が進みません。
ですのでそのような場合、治療時間は通常30分。長いときは1時間以上。
なお、仮歯をいれる時期についてですが、
根の治療やハグキの治療が必要な場合、数ヶ月経ってやっと仮歯を入れられるケースもあります。
仮歯をいつ入れられるかは、お口の中を診ないと何とも言えないことをご了承ください。
予防によって、悪くなるのを未然に防ぐことが大切
最近の歯科医院は 「コンビニエンス型」 と 「診療の質を追求型」といった、2つのタイプに分かれます。
「コンビニエンス型」は、新患・急患は随時受付で夜遅くまで開いていたり、小さい子供のために保育士が在中したり、といった患者さんの通院利便性を追求したタイプ。
予約帳いっぱいにアポイントをとるので患者さん一人にかける時間は少ないのですが、とにかく手早く治してほしいといった方が好みます。
「診療の質を追求型」は一人一人の患者さんに時間をかけることで付加価値をつけるタイプ。
しっかりした治療とメンテナンスにより歯の寿命を伸ばそうといったスタイルで、痛いところだけではなく、自分の口の中のリスクを把握しておきたい方が好みます。
わたしは「診療の質を追求するタイプ」で、とくに予防メンテナンスを重視しています。
歯医者というと「歯をけずる」「歯を抜く」「歯にかぶせをいれる」といったイメージをお持ちかもしれませんが、それを続けていくとあなたの歯は無くなってしまいます。
歯の治療は「治す」という言葉を使うので語弊が生じるのですが、実際に治療前と同じになったわけではありません。
歯の組織は再生しないので、代換の材料(金属・プラスチックなど)を歯の代わりにつけるかたち。
金属・プラスチックは物ですから取れたり、隙間ができたりして、そこからまた虫歯ができてしまいます。
「治療」だけではいけません。
予防によって、悪くなるのを未然に防ぐことが大切。
わたしの診療所は、「治療」と「予防」を同程度の比率でおこなっています。
健康は自分で管理するもの
人生80年の時代。
あるデータによると、年とってからの楽しみの1位は食事。
しっかり食べることが生きがいになり身体の健康も保てます。
そのために重要なのが歯。
いまさら言わなくてもおわかりでしょうが、歯がしっかりしてないと美味しくお食事できません。
「でも年をとったら歯は弱るでしょう?」
もしそう考えていたなら、自分で自分の健康を損なっていくようなもので、大変もったいないこと。
今は虫歯・歯周病ともに原因がわかっています。
虫歯の原因は “ストレプトコッカス ミュータンス菌”
歯周病の原因は
“プロフィロモナス ジンジバーリス菌”
“トレポネーマ デンティコーラ菌”
“タンネレラ フォーサイセンシス菌”
これらの細菌を溜めないようにすれば歯の健康は保てます。
毎日しっかり歯磨きして、磨き足りない部分は定期的に歯科医院で歯のクリーニングをしてもらう。
それを続けていけば、かなりの確率で、ある程度の年齢になっても自分の歯を維持できます。
80歳になっても、分厚いステーキや、硬くておいしいお煎餅、こりこりしたイカのお刺身を食べたいと思いませんか?
自分の歯を維持していくための行動と、わたしたち歯医者との連携があればそれは可能です。
皆様、メンテナンスに通ってください。
健康は自分で管理するもの。
歯も同じですよ。
内田デンタルにはメンテナンス専用の個室があり、3ヶ月に1回、1時間ほどかけて歯科衛生士があなたの歯のメンテナンスをおこないます。
あなたが最後に歯医者に行ったのはいつ頃ですか?
あなたが最後に歯医者に行ったのはいつ頃だったでしょうか?
子どもの頃はよく歯医者に通っていたけど、大人になってからは全然行ってない… いろいろなところに穴があいているのはわかっているし、歯がボロボロになっている。
でも、なかなか歯医者に行く決心がつかず、こうやって歯医者のホームページみている…
もしかしたらそんな感じではないでしょうか。
十数年ぶりの歯医者
こちらは、十数年ぶりに歯医者にいらっしゃった方の来院初日のお口の様子。
踏ん切りがつかず、なかなか来れなかったとのことです。
被せものが何個も外れ、歯の根が露出、虫歯や汚れが目立ち、数回の治療では治らない状態。
でも、少しずつ治療を進めていけばゴールは見えます。
週に1~2回通っていただくことを続けて9カ月。こつこつ治療を重ねてここまで綺麗になりました。
歯医者に通い始める “初めの一歩” が大変かと思いますが、 お越し頂ければあとはお任せください。
あなたが高崎周辺にお住まいで歯でお困りでしたら、お力になれると思います。
新患の方は予約時間10分前のご来院をお願いしております。
初診のご予約は、ネット予約もしくは、お電話でご連絡下さい。
お電話の場合「初めてなのですけど、予約をお願いします」と伝えてから お悩みの件をおっしゃっていただければ大丈夫。
なお、問診表の記入・保険証の確認手続きがありますので、新患の方は予約時間10分前のご来院をお願いしております。
お電話でのご予約は
027-322-5263
※10分前に到着できず、遅れてしまった場合は診療を受けられないことがございますので、余裕をもって早めにお越しください。
現在、平日昼間は比較的スムーズに予約が取れます。土曜日の予約は2~3週間先になることが多いので平日のご予約をおすすめしております。
お問い合わせはメールで
このサイトをご覧になった方から、お電話でお問い合わせをいただくことがありますが、お電話の受け応えはその日に受付を担当している歯科助手がおこなっております。
研修はおこなっていますが、助手に深い専門知識はありません。
的外れなことを言ってしまうとまずいので、「歯に関する専門的なお問い合わせは、大変申し訳ないのですが、先生がお口の中を拝見しないとお答えできないのです」 と応えるよう、スタッフには頼んでいます。
ときどき電話口でものすごく詳細にご自分の歯の状態をおっしゃる方がいらっしゃいますが、お電話でどんなに詳細にお話しいただいても受け答えはできません。
もちろん、「この歯はどのような治療方法になるのか?」
「こんな状況でも処置してもらえるのか?」 など、事前に知りたいご要望があることはわかります。
そのようなご来院前に相談したいことがある場合、メール相談をご利用ください。
なお、あなたの個別の歯に応じた診断は診療室で視診、打診、レントゲンなどの各種診査をおこなってから判明します。
メール相談は実際にあなたの歯を診ていないので、あくまでも一般的な意見を申し上げるかたちとなります。
もし実際的な治療内容や治療期間を知りたい場合は、お手数ですが、ご予約をとってご来院ください。