セラミック治療についてお話します。
まず最初に… 少し前置きを。
歯の治療には 「歯の病気の治療」 と 「歯を再建する治療」 があります。
風邪が治らなければ内科へ、皮膚がおかしければ皮膚科へ行きますね。
そんなとき、通常は診察のあとに薬をもらって「気になるようでしたら、またいらしてください」ってなります。
個人的な想いとしては、このような 「痛い・腫れた」などの「病気の治療」は 保険診療でカバーしたいところです。
では 「痛い・腫れた」が治ったあとはどうなるでしょうか?
あなたが風邪をひいても安静にすれば良くなりますし、傷ができてもいずれ元に戻ります。たいていの病気は、大病でない限り身体の治癒力が治してくれるからです。
ところが、歯は違います。
歯は再生しませんので、虫歯によってあいた穴は人為的に埋めないかぎりそのまま。

「銀歯を作る、ブリッジを被せる」などの「歯を再建する治療」をおこなわなければ再び噛むことはできません。
そして、歯を再建する方法はさまざまな選択肢があります。
(※2026年9月に内容を修正しました)
「歯の再建」はバリエーションに富む

洋服にはいろいろな種類があり、価格帯もさまざま。
ユニクロを好む人もいれば、
ユナイテッドアローズなどのセレクトショップを好む人もいます。
バーバリーなどのブランド物が好きな人もいますね。
クルマもそう。
実用的で燃費の良いアクアを選ぶ人もいれば、見た目がかっこいいSUVを買う人もいます。
所得が多い人はレクサスかも。
歯も同じです。
「保険の歯」から 「自費の歯」までいろいろなバリエーションがあり、
ひとまとめに 「被せもの」といっても保険の歯でよい人もいれば、多少お金がかかっても自費の歯をいれたい人もいます。
お金をかけて歯を綺麗にしたい人に保険の歯を入れてはおかしいですし、
保険の歯を選びたい人に自費をおすすめしても ”それはちょっと…” となってしまうでしょう。
歯の被せものは、その人の価値観にあったものを選ぶのが自然です。
「見た目を綺麗にしたい」という要求は、保険の範囲外

保険診療には国(厚生労働省)の決めた制約(材料の種類、治療の順序、治療の方法など)があり、保険の歯を入れると、周囲の歯と色が違う、歯のかたちが不自然、といったことがたびたび起こります。
これは、健康保険は「病気を治す」のが目的で、「見た目を綺麗にしたい」といった審美的な要求は保険の範囲外だから。(美容整形に保険が効かないのと同じ理由です)
ですので、歯の見た目を綺麗にしたい人は「自費の歯」を選ばないとです。
「自費の歯」の素材はセラミックです。
歯は先端に透明感があり、根元へ向かって徐々にグラディエーションを帯びています。

セラミックは細かい色調整ができるので、そのような歯の透明感とグラディエーションを再現できます。
また、「セラミック特有の艶」によって独特の質感も得られます。

セラミックは何歳になっても綺麗
セラミックは何歳になっても綺麗です。

保険の被せものは白い部分にプラスチックを使いますが、プラスチックは下の写真のように変色します。

そのため保険の被せものは、年を追うごとに色が変わっていきます。
そして、最終的に「色の違う歯がある状態」になります。

それに対し、セラミックは変色しません。
セラミックの別名は「陶磁器」。お皿や陶器の素材と同じです。

陶磁器で作ったお皿は何年経っても変色しません。

(出典:http://pukupukukichi.blogspot.com/)
上の写真は、江戸時代中期の食器。100年以上たった今でも色鮮やかです。
それと同じように、セラミックは何年たっても最初と同じ色合い。

30歳でいれたセラミックは、その人が80歳になっても綺麗なまま。
この「変色しない」という特徴が、わたしがセラミックをおすすめする大きな理由です。
セラミックの種類
セラミックのかぶせ物は、2000年代から一般化された「オールセラミック」と昔からある「メタルボンド」の2種類に大きくわかれます。
メタルボンドは長いブリッジで重くなる、貴金属高騰の影響でコストが上がる、フレームに金属を使うので根元の色が濃くなる、などのデメリットがあり、最近は金属を使用しない「オールセラミック」を使うことがほとんどです。

オールセラミックには「e-max」「ジルコニアボンド」「フルジルコニアクラウン」の3種類があります。
e-max(イー マックス)


e-maxはオールセラミックの一種で、材料を熱で柔らかくして鋳型に流し込む方法(ロストワックス法)でつくります。
セラミックの中でもっとも審美的な透明感があり、適合性も良好。29色の中から近似した色合いを選択します。
※フレーム構造が弱いので、ブリッジに使用できません。
e-maxクラウン 1本目 121,000円(税込)
(同時製作模型での2本目以降) 88,000円(税込)
オールセラミックにはジルコニアというタイプもあります。
ジルコニアは人工ダイヤと呼ばれることもある硬い素材。硬すぎて加工できなかったのですが2000年代にCAD/CAM装置の開発が進み、削り出しができるようになりました。

ジルコニアボンド

ジルコニアフレーム(高強度セラミック)に焼成用セラミックを焼き付けた構造。29色の中から近似した色合いを選択します。
ジルコニアボンド 1本目 132,000円(税込)
(同時製作模型での2本目以降) 99,000円(税込)
フルジルコニアクラウン

ジルコニアフレーム(高強度セラミック)単体の構造。強度が高く奥歯やブリッジに用います。29色の中から近似した色合いを選択します。
フルジルコニアクラウン 1本目 121,000円(税込)
(同時製作模型での2本目以降) 88,000円(税込)
メタルボンド

金属のフレームにセラミックを貼り付けた構造で、1960年代から使われています。 約60年の歴史のあいだにさまざまな不具合が改良された方法です。
メタルボンド 1本目 121,000円(税込)
(同時製作模型での2本目以降) 88,000円(税込)
セラミックの目的は審美
セラミックの治療例をひとつ、ご紹介します。

「ずっと前から、上の前歯のかたちが気になっているんです」と来院された方です。
「治療しようか悩んでいて… でも、ずっとこのままの歯でいるのもイヤだし…」とおっしゃっていました。
いろいろお話しを伺ったあとに、セラミックの利点をお話しすると
「先生、やってみます」とのこと。
前歯4本のセラミック治療になりました。
セラミックをご希望の方は、自分の歯に何らかの不満があって来院されます。
そこで、理想のかたちに仕上げた仮歯を実際に使っていただき、最終的な歯をイメージしていきます。
なお、保険と自費では仮歯の目的が違います。 保険の仮歯は治療期間中のお食事のためですが、セラミックの仮歯は見た目を追求するためのものです。

今回は、歯を削るのに30分、仮歯製作~仮着に1時間、合計1時間半かけて仮歯にしました。


1ヶ月ほど使っていただき問題ないことを確認した後、セラミックをつくるための色調データを採得します。
専用の色見本をカメラで記録し、データを技工所に送りました。
歯の色は、その人その人で求める色合いが違います。
「わたしはすごく白い歯にしたいんです」という人がいれば、
「周りの歯と似た色合いで、自然な感じに仕上げて欲しいです」という人もいますので、
ご希望を伺って色を決めていきます。

セラミックの種類によっては削った歯の色が透けることがありますで、仮歯を外したときの色を記録します。

より綺麗な色合いにするには、周囲の色との調和が必要なので、横の歯の色も記録し、技工所にデータを送ります。

仮歯を戻してから、下の歯の色も記録しました。

10日後、技工所より完成したセラミックが届きました。e-maxというタイプです。

接着処理をおこなってから装着します。
セラミックは変色しませんので、適正なメンテナンスをしていけば何歳になっても綺麗なまま。
セラミック4本で385,000円、期間は3か月でした。
※術前術後には個人差があり、同様の治療結果を示すものではありません。
費用:e-maxクラウン 1本目 121,000円 +(同時製作模型での2本目以降) 88,000円×3本
合計385,000円(税込)
次にセラミック治療の進み方について書いてみます。
セラミック治療の進み方
コンサルテーション


まずは歯科医がセラミック治療が施術可能かチェックし、費用の概算やリスクなどをお話しします。
歯医者によってはトリートメントコーディネーターと称した歯科助手や歯科衛生士がセラミックの説明をおこなうところもあるようですが、内田デンタルは歯科医(この文章を書いているわたし)が説明をおこないます。
その後、同意書をお渡しします。治療をご希望の場合は同意書にご署名をいただきます。
同意書の詳細はこちらをご覧ください。
STEP1『補綴 (ほてつ) 前処置』 (ハグキや歯根の状態を整えていく期間)※長いと半年~1年以上


ハグキの状態が悪かったり、根の病気になっている場合はセラミックを入れる前に治します。(歯周病治療・根管治療は保険で可能です)
希望者にホワイトニングもおこないます。(ホワイトニングは自費診療)
ホワイトニングとセラミック治療を組み合わせるときのご注意
ホワイトニングとセラミック治療を組み合わせるときは、まず天然歯をホワイトニングで白くし、白くなった天然歯に合わせてセラミックを作ります。
逆の順番(セラミックを装着した後にホワイトニング)をするとセラミックと天然歯の色が合わなくなりますのでご注意ください。
STEP2『シュミレーション』(仮歯を使って最終的な状態をイメージしていく期間) ※約1~2か月


プロビジョナルレストレーションと呼ばれる仮歯を使って、最終的な状態をイメージしていきます。
通常は約1~2か月ですが短期間で終わるケースもあります。
STEP3『最終補綴(ほてつ)処置』(約1か月~数か月)』※本数が多いほど期間が長くなります
色合わせ


セラミックの色を決めるとき、
①「セラミックを周囲の歯と同じ色にしたい」という方と
②「セラミックを周囲の歯と関係なく白くしたい」という方に分かれます。
そのようなことから内田デンタルは色合わせの方法が2パターンあります。
実際例で説明しましょう。
まずは、①「セラミックを周囲の歯と同じ色にしたい」ケース。
①セラミックを周囲の歯と同じ色にしたいケース

「保険のブリッジが周りと色が合っていなくて、ずっと気になっているんです。セラミックだったら自然な感じになるのかなと思うんですけど、どうなのでしょうか」
とおっしゃって来院した方です。

おっしゃるように、セラミックを周囲の歯の色と同じ色調にすれば、今よりずっと自然な感じになります。相談した結果、左上前歯の色に合わせたセラミックを作ることになりました。

保険のブリッジを外して仮歯に置き換えます。
歯の長期安全性を上げるため、金属の土台をファイバーコアに替えました。

このケースは「セラミックを左隣の歯と同じ色にしたい」ので、専用器械(VITAイージーシェード)で左隣の歯の色調データを測定しました。

測定データをもとにセラミックを作成します。セラミックを周囲の歯と同じ色にしたいケースなので、セラミックと天然歯の色の違いはほとんどありません。

「綺麗になって良かったです。ありがとうございます」と言っていただけました。前から3番目まではジルコニアボンド。それより奥はフルジルコニアクラウンです。
セラミック6本で594,000円、期間は5か月でした。
※術前術後には個人差があり、同様の治療結果を示すものではありません。
費用:ジルコニアボンド 1本目 132,000円 +(同時製作模型での2本目以降) ジルコニアボンド99,000円×2本 +(同時製作模型での2本目以降) フルジルコニアクラウン88,000円×3本
合計594,000円(税込)
次は、②「セラミックを周囲の歯と関係なく白くしたい」ケースです。
②セラミックを周囲の歯と関係なく白くしたいケース

「前歯をセラミックで白く綺麗にしたいんです」とおっしゃって来院した方です。
歯の状態をチェックしたところ、真ん中の歯2本は抜く必要がありましたが、あとの歯は無事そうです。右の犬歯から左の犬歯までの6本ブリッジにすれば治せるでしょう。

前歯6本を仮歯にしてから、真ん中の歯2本を抜きました。その後2か月弱、抜いた傷が治るのを待ちます。

「他の歯より白いセラミックにしてほしい」というご希望だったので、周囲の歯の色は無視して「2M2」という白い歯の色データを採用してセラミックを作りました。

周囲の歯と関係なく白いセラミックにしたケースなので、セラミックと周囲の天然歯との色は違いますが、これはこれで綺麗に出来ていると思います。
セラミック6本で561,000円、期間は7か月でした。
※術前術後には個人差があり、同様の治療結果を示すものではありません。
費用:フルジルコニアクラウン 1本目 121,000円 +(同時製作模型での2本目以降) フルジルコニアクラウン88,000円×5本
合計561,000円(税込)
セラミックの技工所
セラミックは自費診療に特化した技術者が在籍する技工所(IDEA dental studio SETAGAYA)に製作を依頼しています。担当制で1ケース1ケースを集中して取り組み、完成度を高めます。
貸出用シェードガイド
「セラミックを周囲の歯と関係なく白くしたい」場合は、どこまでの色にしたいのか、その人の希望がわからなければ先に進めません。
ですので、『シェードガイド(歯の色見本)』をご本人に貸し出し、希望の色を決めていただくようにしています。

貸し出しするのはVITA(ヴィタ)社の「VITA クラシカルシェード」です。16種類の標準的な歯の色が含まれて、世界中の歯科医院で使用されています。
貸出期間は2種間。どこまで白い色にしたいか決まりましたら、専用封筒でご返送ください。

色合わせが終わったら、『型どり ⇒ 技工所でセラミック製作 ⇒ 試適 ⇒ 色調&咬み合わせのチェック ⇒ 修正 ⇒ 技工所で研磨 ⇒ セット』と進みます。詳細はクリニカルパスをご参照ください。
※セラミック治療では治療工程表(クリニカルパス)をお渡しし、術者と患者で治療スケジュールを共有します。

e-max、ジルコニアボンド、フルジルコニアクラウン、メタルボンドのどれが良いのか?
セラミックは数種類あり、何を選んだら良いかわからないかもですので、それぞれの特徴から考察してみます。
家電やクルマもそうですが、なるべく長持ちして壊れないのが理想。人目に多く触れるものなら綺麗でないと困りますよね。
ですので、耐久性や綺麗さの点から考えると良いのではないでしょうか。
セラミックの種類を決めるときは強度と審美性から考えると良いです。
強度が高いと壊れないですし、審美性が高いと綺麗です。
① 強度
まず、強度は
フルジルコニアクラウン≧メタルボンド> ジルコニアボンド ≧ e-max
の順になります。
フルジルコニアクラウンは単一材料なので、適正な厚みがあれば簡単には壊れません。
メタルボンドも内部に金属があるため、そう簡単には壊れません。ただ、外側セラミックと金属フレームは化学結合でついているので、メタルボンドは長期間経過すると外側セラミックが剥がれるトラブルが起こることがあります。
ジルコニアボンドはジルコニアフレームの外側に焼成セラミックを貼り付けるのですが、フレームとセラミックは物理的結合のみで付いているので、ジルコニアボンドは、メタルボンドより外側セラミックが剥がれるトラブルが起こりやすいです。
e-maxはこの4種類のなかでは強度が低いです。(ただし、前歯に用いる場合はe-Maxの強度でも問題ありません)
② 審美性
どれだけ綺麗に見えるかの審美性は
e-max ≧ ジルコニアボンド ≧ フルジルコニアクラウン > メタルボンド
という順になります。
e-maxは独特の透明感があり綺麗です。
その他の3つは僅差で違うぐらい。
メタルボンドは歯の根元部分が少し濃くなりますが、まじまじと見ない限り気になるレベルでは無いと思います。
③ 結論
以上から考えると、
前歯で審美性を高めたい場合は、e-max
奥歯やブリッジで強度を高めたい場合は、フルジルコニアクラウン
前歯のブリッジで審美性と強度を両立したい場合は、ジルコニアボンド
が良いのでは、と思います。
↑ 来院した方にお配りしている「被せもの比較表」です。参考にしてください。
セラミックは高価ですが、綺麗な歯によって満足感が得られます
あなたが歯医者に行くときに
「あそこの歯医者は保険の歯しか選べない」
「こっちの歯医者だと自費の歯しかない」というのだとちょっと困りますよね。
ですので「保険の歯」から 「自費の歯」まで、いろいろなバリエーションをそろえたほうが良いです。
セラミックは、独身の人は「ブランド品を買うようなもの」、世帯を持っている人では「高価格の耐久消費財を買うようなもの」。
ブランド品は持っていることで満足感を得られますし、手入れをしっかりしていれば物が良いので長く使えます。
高価格の耐久消費財(乗用車、テレビ、冷蔵庫など)は適正なメンテナンスをしていけば、一度購入したら長く使い続けることができます。
セラミックは高価ですが、綺麗な歯によって満足感が得られますし、変色しませんので、メンテナンスをしていけば何歳になっても同じ色合い。
もしあなたが綺麗な歯を手に入れたいのならば、セラミックをおすすめします。
セラミックは施術する側も研鑽が必要
セラミックは1本12万円前後と高額ですので、施術する側にはそれ相応の研鑽が必要。
わたしは日本補綴歯科学会 という被せものを研究する学会に入り、最新知識を学ぶことでセラミックへ対応しております。
お気軽にご相談にいらしてください。
そのほかの治療例もご紹介します
セラミック治療例①

「10年ぐらい前にいれた前歯のブリッジをセラミックにできないでしょうか」と来院された方です。
拝見すると上の前歯に保険のブリッジが入っていました。
このケースはブリッジなので強度を上げるためにジルコニアで対応します。
最近のジルコニアは、前歯用に色の異なる層をつなげたマルチレイヤ―タイプが開発されています。
後日、1時間半かけて仮歯にしました。

神経がある歯でしたので仮歯のまま2週間ほど様子をみます。
さいわい、問題ありませんでしたので型取りと色合わせをおこないました。

30分ほどかけて色を決定します。
歯の全体は1M1、根元は2M2、先端は1M1という色を選び、デジカメで記録しました。

その後、技工所から送られてきたフレームの試適をおこない、問題なかったのでセラミックを仕上げます。

3本構造のブリッジです。


ジルコニアのブリッジをセットしました。
セラミック2本+ダミーの歯1本で合計297,000円、期間は2か月でした。
※術前術後には個人差があり、同様の治療結果を示すものではありません。
費用:フルジルコニアクラウン 1本目 121,000円 +(同時製作模型での2本目以降) 88,000円×2本
合計297,000円(税込)
セラミック治療例②

「2ヶ月前に被せ物をしたのだけど、他の歯と比べて黄色くなってしまって… 気になって仕方ないんです」
とおっしゃって来院された方です。
前医で下の歯6本を直したそうですが被せ物の色があっていなく、相談のうえ6本すべてをセラミックにすることになり、審美性を重視してe-maxを選択しました。
後日、2時間の予約をとり下の前歯6本を仮歯に入れ替えます。

神経のある歯でしたので、麻酔して処置しました。

神経がある歯は、削るとしみることがあるので仮歯で1週間ほど様子を見ましたが、さいわい、なんの症状も出ませんでした。
次のステップに進み、型取りと色合わせを行います。

30分ほどかけて色合わせをしました。「1M1」という白めの色を採用しました。
その後フレームの試適もおこない、問題ないことを確認したのちにセラミックを仕上げます。

6本分のe-maxです。

セットしました。

セラミック6本で561,000円、期間は4か月でした。
※術前術後には個人差があり、同様の治療結果を示すものではありません。
費用:e-maxクラウン 1本目 121,000円 +(同時製作模型での2本目以降) 88,000円×5本
合計561,000円(税込)
セラミック治療例③

「しばらく前から上の前歯の根元が膨らんだりして、違和感があるんです」
と来院された方で、根の病気になっていました。

通法通りラバーダムをして根管治療をしたところ、病変は縮小しました。その後に被せものをする必要がある旨をお話ししたところ、
「前歯なので、多少費用がかかってもセラミックにして欲しいです」というお返事でした。

グラスファイバー製の土台をいれたあと、1時間ほどかけて仮歯を作ります
その後仮歯で1週間ほど様子をみて、問題なかったので型取りして技工所へ渡しました。
技工所で適合度を調べるためのプラスチックフレームを作り、フレームの試適とともに色合わせをします。

30分ほどかけて色を決定しました。
歯全体は3M2、根元は3R2.5、先端は2R1.5という色調を選び、デジカメで記録します。

審美性を重視して「e-max」を選びます。


e-maxを1本セットしました。
セラミック1本で121,000円、根管治療の期間が2ヶ月、セラミック作成の期間が1ヶ月でした。
※術前術後には個人差があり、同様の治療結果を示すものではありません。
費用:e-maxクラウン 1本目 121,000円
合計121,000円(税込)
セラミック治療例④

「1か月前に硬いものを食べたら上の前歯がガリっとなって、それから揺れています…。たぶん割れていると思うのですけど大丈夫でしょうか。前歯なので治せるのだったらセラミックでお願いしたいです」とおっしゃって来院した方です。
レントゲンで確認したところ、やはり歯が割れていました。
「抜きたくないな」そう思いながら、割れた歯を除去したところギリギリ歯を残せそうです。

歯をファイバーコアで補強してから仮歯を作ります。

歯が割れた場所がハグキの奥だったので、ハグキの状態が回復するまで1か月ほど待ちました。

色合わせをしてから、型どりをしてセラミックを作ります。


完成したセラミックをセットしました。ジルコニアボンドです。


セラミック1本で132,000円、期間は2か月でした。
※術前術後には個人差があり、同様の治療結果を示すものではありません。
費用:ジルコニアボンド 1本目 132,000円
合計132,000円(税込)
セラミック治療例⑤

「奥歯の調子がおかしい」とおっしゃて来院された方で、診査した結果、歯根が割れていました。

この状態になると残念ながら割れた歯を除去しないとなので、後日、抜歯しました。
抜歯した後はブリッジをつくることになり、”下の歯は人目にふれることがあるから”という理由でセラミックをご希望されました。

抜いた場所のハグキが回復するのを1ヶ月ほど待ってから、仮歯をつくります。

さらに2ヶ月ほど待ち、抜いた場所の凹みが回復したら、色決めをおこなってデータを技工所へ送ります。

セラミックが技工所から届きました。

完成したセラミックをセットしました。フルジルコニアブリッジです。
セラミック2本+ダミーの歯1本で合計297,000円、期間は4か月でした。
費用:フルジルコニアクラウン 1本目 121,000円 +(同時製作模型での2本目以降) 88,000円×2本
合計297,000円(税込)

※術前術後には個人差があり、同様の治療結果を示すものではありません。
セラミック治療例⑥

「歯周病がひどいと他院で言われてしまって… きちんと治したいので診てもらえないでしょうか」
と来院された方です。
一通りの歯周病治療(歯周基本治療)をおこないましたが完全に治らず、
合い具合が悪い被せものを、歯周病をコントロールしやすい形態のブリッジに変えることになりました。

下の奥歯のブリッジを除去して仮歯に交換します。

相談の結果、ジルコニアのブリッジを作ることになりました。

型取り、色合わせをしてから、フレーム試適をおこないブリッジを作ります。

3本構造のジルコニアブリッジです。


ジルコニアブリッジをセットしました。
セラミック2本+ダミーの歯1本で合計264,000円(税抜価格24万円、税24,000円)、セラミック部位の治療期間は3か月でした。
※術前術後には個人差があり、同様の治療結果を示すものではありません。
費用:フルジルコニアクラウン 1本目 121,000円 +(同時製作模型での2本目以降) 88,000円×2本
合計297,000円(税込)
セラミック治療例⑦

「左下奥歯におできみたいのが出来て、噛むとおかしい」とおっしゃって来院された方です。

レントゲンを撮ると根の病気でした。
折れた器具が入っているので歯内療法専門医と連携をとったところ、根の先に向かって割れた亀裂があり保存不可能と判明。抜歯となりました。
抜いて1ヶ月半ほど経ち、傷が治ったのでブリッジを作り始めます。

「先生…下の奥歯は人から見えることもあるので、多少費用がかかっても良いから綺麗にしたいんです」
とのことで、セラミックを作ることになり、奥歯で強度が必要なためジルコニアを選択しました。
型取りと同時に色合わせをおこないます。

色合わせガイドを使って「3M2」という色調を選びます。
その後フレームを試適して問題ないことを確認し、セラミックを仕上げました。

歯を抜いてからジルコニアブリッジが入るまでの期間は2ヶ月半。
セラミック2本+ダミーの歯1本で合計297,000円でした。
※術前術後には個人差があり、同様の治療結果を示すものではありません。
費用:フルジルコニアクラウン 1本目 121,000円 +(同時製作模型での2本目以降) 88,000円×2本
合計297,000円(税込)
セラミック治療例⑧

「奥歯のハグキの横から膿が出ている」とおっしゃって来院された方です。
レントゲンを撮ると、根の中のクスリが不足していて根管治療が必要でした。

ラバーダムをした根管治療を4回おこなったところ、膿は出なくなりましたので、ファイバーポストを使った土台を付けました。

セラミックをご希望されたので、色合わせをしていきます。

技工所から届いたセラミックです。

完成したセラミックをセットしました。メタルボンドです。
セラミック1本で121,000円、期間は2か月でした。
※術前術後には個人差があり、同様の治療結果を示すものではありません。
費用:メタルボンド 1本目 121,000円
合計121,000円(税込)
セラミック治療例⑨

「鏡で自分の顔を見たときの前歯のかたちがずっと気になってて…」とおっしゃって来院された方です。
ご相談の結果、セラミックで治すことになりました。

初期治療を終わらせてから、古い歯を外します。

その人固有の歯の色をチェックし、色合わせをします。

完成したセラミックを装着しました。メタルボンドです。
セラミック3本で297,000円(税込)、治療期間は3ヶ月でした。
費用:メタルボンド 1本目 121,000円 +(同時製作模型での2本目以降) 88,000円×2本
合計297,000円(税込)
「治療前」「治療後」の比較

※術前術後には個人差があり、同様の治療結果を示すものではありません。





