皆様、親知らずの抜歯というと「大変そう…」なイメージがあると思います。

せっかくですので、この場を借りてわたしの実体験をひとつお話しします。

わたしの親知らず抜歯体験

日本歯科大学付属病院

飯田橋にある日本歯科大学東京校の学生で病院実習をしていた24歳のときに、下顎の親知らずを抜歯してもらいました。

右下⇒左下という順番で、当時実習グループを担当していた口腔外科専門の先生に処置してもらったかたちです。

右下の親知らずはなんてことなかった

最初に、横向きに生えている右下の親知らずを抜いてもらいました。

1時間ほとかかりましたが、術後の腫れや、痛みもほとんどなくスムーズに済み、
「親知らずっていっても、なんてことないな!」

という感想をもち、数週間後、左下の親知らずも抜いてもらうことになりました。

左下の親知らずは…

左の抜歯にかかった時間は1時間半。

抜歯のイラスト

術中は麻酔が効いていますからまったく痛くなかったのですが、3時間ほどして麻酔が切れると、「うぉ~!」と叫びたくなるほどの激痛。

その後、大変なことになりました…

だんだん顔左半分が腫れて喉のほうに炎症が波及し、おたふく風邪のような風貌になりました。

噛むと痛いのと、飲み込むときに喉が痛いのとで、3日間はヨーグルトとお豆腐ぐらいしか食べられなく、1週間ほど大変でした。

その体験から

その体験があるので、「横向きの親知らずの抜歯は仕事や勉強で忙しいときや、写真をとる予定が近いときは避けたほうが良いですよ」

とお話しするようにしています。

でも、横向きの親知らずは、そのままにしておいても良いことはありません。

将来的に虫歯になったり炎症を繰り返しやすいですので、決心がついたら、抜いたほうが良いです。

 

横向きの親知らずの抜歯は、病院付属の口腔外科へ紹介状

なお、横向きの親知らず、とくに下顎は通常の方法では除去できないので、高崎総合医療センター(以前の国立高崎病院)や、黒沢病院、日高病院の口腔外科へ依頼をしています。

紹介状のイラスト

ご希望がある方には紹介状を書きますので、お気軽にご連絡ください。